旅に出ると「仕事」が生まれる ワクワク感のある組織のつくり方

企業のIR支援やコンサルティングを手掛けながら、「オタクの聖地」と言われる中野にもオフィスを構えるバリュークリエイト。同社の佐藤明代表とMATCHA・青木優社長が、「旅するワークスタイル」の可能性、ワクワク感のある組織づくりについて語る。

佐藤 明(バリュークリエイト 代表)

青木 優(MATCHA 代表取締役社長)

「旅するワークスタイル」を実践

青木 バリュークリエイトは銀座に本社を置いていますが、都内にもう1ヵ所、アニメや漫画のお店などが集積する「中野ブロードウェイ」にもオフィスを構えています。

佐藤 私は野村證券を経て、2001年に企業のIR支援やコンサルティングを手掛けるバリュークリエイトを設立しました。中野にオフィスを置いたのは、2年程前。理由は、中野が面白い街だからです。

都心のビジネス街のような、朝、みんなが無言で同じ方向に歩いていくような場所には魅力を感じませんでした。中野の場合、どの時間帯でも駅に向かって行く人、駅から歩いて来る人が同じぐらい。そういう場所って意外と珍しいんです。中野は生活にも近い街で、バランスがとれていると感じました。

それに、「中野ブロードウェイ」はオタクの聖地のような場所ですから、オフィスから一歩外に出たら、自分の発想にはない別の世界が広がっている。オフィスから出かけるのが「旅」みたいなもので、刺激を得られます。

青木 MATCHAでは、社員が2ヵ月に1度、会社を離れてリモートワークで働ける制度「旅するワークスタイル」を取り入れています。

MATCHAは訪日外国人向けウェブメディアの会社ですが、私自身の体験として、旅に出ると仕事が生まれる。旅先で知り合った人から仕事が生まれたり、場所が変わることで掛け算的にアイデアが生まれたりする。

移動することと働くことはリンクしていて、仕事の中にプライベートを入れると、街の見え方が変わったりする。社員にもそうした体験を広げたくて、「旅するワークスタイル」を始めました。

個人的には、働き方改革とは「オンとオフの境界が無くなること」だと思っています。ただ、それは自分が経営者だからできることで、社員のみんなに強く言えるかというと難しさも感じています。

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