2018年5月号
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TOKYO 2020 レガシーを生む新ビジネス

2019~2021年は「奇跡の3年」 日本企業に広がるチャンス

間野 義之(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)

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2019年のラグビーW杯、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年のワールドマスターズゲームズ。それらが世界で初めて、3年連続、同一国で開催される。「奇跡の3年」がもたらす最大のレガシーとは何か? 早稲田大学・間野義之教授が語る。

間野 義之(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)

日本では、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年の関西のワールドマスターズゲームズと、3年続けて世界的なスポーツイベントが開催されます。私は、その3年間を「ゴールデン・スポーツイヤーズ」と名付けました。

オリンピック・パラリンピックの経済規模は、サッカーW杯に次ぐ世界2位であり、ラグビーW杯は世界3位です。これが連続して同じ国で開催されるのは史上初です。

また、オリンピック・パラリンピック、ラグビーW杯はスポーツを「観る」イベントですが、ワールドマスターズゲームズは、原則30歳以上であれば誰もが参加できる「するスポーツ」の世界最高峰です。

ラグビーW杯の開催まで、すでに1年半を切りました。今回の平昌オリンピックのように始まれば盛り上がると思いますが、大切なのは「ゴールデン・スポーツイヤーズ」を絶好の機会ととらえて、レガシー(次の世代への贈り物)をつくり、残すことです。

スポーツを「観る」から「する」へ

「ゴールデン・スポーツイヤーズ」の3つのイベントは、その順番にも恵まれています。

レガシー創出のきっかけとして、スポーツへの関心・健康に対する意識の高まりが期待されていますが、実は過去のオリンピックを見ると、必ずしも開催国のスポーツ実施率は向上しているわけではありません。

ここで注目されるのは、「ゴールデン・スポーツイヤーズ」の最終年が「するスポーツ」の大会、ワールドマスターズゲームズであることです。つまり、「観るスポーツ」を「するスポーツ」にどうつなげていくのか、高齢化が世界の課題となっている中で、日本のチャレンジが注目されています。

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