シンギュラリティの時代 デザインは「人間とは何か」を問い直す

「デザインとは何かを追求すれば、人間とは何かという問題に行き着く」。技術的発明を新たな芸術表現のために利用するメディアアート。シンギュラリティ(技術的特異点)が議論されるいま、デザインの果たすべき役割とは...。

久保田 晃弘(多摩美術大学 美術学部 教授)

"Not Now, Not Here, Not Human"。久保田氏が、近著『遙かなる他者のためのデザイン』(BNN新社、2017年)の最後に記した、これからのデザインにおけるモットーだ。

「いま、ここだとか、人間中心といった、これまでなんとなくデザインを象徴してきた言葉。本当にそうだろうかということを20年ほど考えてきました」(久保田氏)。

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