2017年11月号
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ソサエティー5.0

IoTは本当に儲かるのか 先進テクノロジー、事業化の行方

桑津 浩太郎(野村総合研究所 研究理事)

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『ソサエティー5.0』の実現へ向け、重要な技術となるIoTやAI、ロボット。これらの領域で、今後、ビジネスはどう変わっていくのか。野村総合研究所の桑津浩太郎氏が、テクノロジーの進化がもたらす未来を語る。

桑津 浩太郎(野村総合研究所 研究理事 / コンサルティング事業本部 副本部長 / 未来創発センター センター長)

少子化が進む日本の労働人口は、仮に女性がスウェーデン並みに働き、高齢者が今よりも5年長く働いたとしても、2030年には2012年比で270万人も減少するという予測があります。

さらに、中期的には、中国が労働輸入国となり、頼んでもアジアの労働者が日本には来てくれない時代がやってきます。日本の労働力不足を解決するには、生産性を上げることが不可欠であり、IoTやAI、ロボットによる自動化を進めていかなければなりません。

IoT、AI、ロボットのうち、技術的なハードルが低いのは、モノをネットワークでつなぐと実現するIoTです。市場の立ち上がりも、IoTがもっとも早いでしょう。

IoTが迫るビジネスの変革

IoTは幅広い産業分野に関係しますが、短期的には機械のビジネスが先行していきます。産業機械や工作機械などがネットワークにつながり、遠隔で操作したり、保守・運用を効率化する取り組みが始まっています。

それは、既存メーカーのビジネスを変えていきます。従来は原材料を仕入れて加工し、販売して収益を得るモデルが主流でした。IoTによって、販売後の製品の価値や評価を把握できるようになり、メンテナンスやライフサイクルビジネス(中古品ビジネス)での収益化を目指す動きが増えることになります。

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