千代田区地域防災計画 災害時の外国人対応

東日本大震災以降、災害時の外国人対応に関心が高まっている。東京オリンピックを控えていることもあり、自治体には積極的な取り組みが求められている。

千代田区には秋葉原をはじめとして、多数の外国人が訪れている photo by tomoki takahashi

千代田区 外国人住民の人口推移

出典:千代田区 住民基本台帳より

災害時の外国人対応は
自治体の重要課題

千代田区には、日本の主要な機関が集中しており、各国大使館や国際機関も多い。そのため、外国人住民の数が増加傾向にあり、2017年には2,665人となっている。また、同区には外国人に人気が高い「皇居」や「秋葉原」といったスポットがあり、多数の外国人観光客が訪れている。2010年の国勢調査によると同区の昼間人口は夜間人口の約17倍にも上り、この中でも外国人が多いことが推定される。

2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、その数はさらに増加するものとみられ、災害時における外国人対応は重要課題となっている。

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