2015年6月号
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農業を変えた新発想

都市の「小さな農」は成長市場 家庭菜園の新しいカタチ

濱田健吾(おうち菜園 代表取締役)

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簡単そうで、なかなか始められない家庭菜園。「おうち菜園」は、初心者でも気軽に楽しめる新しい家庭菜園を提案し、「小さな農」が持つ可能性を引き出そうとしている。

おうち菜園が提供する、ハーブ栽培セット「アロマガーデン」。栽培に必要なものはすべてセットになっており、育て方は水をあげるだけ

農村で大規模農業が進められる一方で、都市部では「小さな農」が新たなマーケットをつくり出している。空き地を利用したシェア畑、屋上農園、イベントスペースとしての農地の活用など、都市住民をターゲットにした取り組みは着々と増えている。そこでは、「作物をつくる、育てる」だけでなく、コミュニティをつくる仕掛けとしての農業、食育の場としての農業など、多様な価値が見直されている。

矢野経済研究所が2014年に発表した調査によると、「レジャー農業への参加が幅広い年齢層に拡大」と予測されており、ガーデニング市場規模は約2200億円で堅調に推移、家庭菜園分野の市場拡大も見込まれる。そうした中で、「生産者=わたしを増やしたい」というビジョンを掲げ、2014年に設立されたのが「おうち菜園」だ。同社は、ハーブ栽培セットなどのEC(電子商取引)に加えて、家庭菜園のネットメディアを展開している。

家庭菜園でコミュニケーション

代表の濱田健吾氏は大学を卒業後、2年間オーストラリアで日本語教師を務めた。帰国後は専門商社に就職、シンガポールやロシアなど海外で新規事業の立ち上げに従事、その後、外資系企業に転職した。仕事は面白く、日々走り続けてきたが、効率化、合理化を追求する仕事のやり方に疑問を抱くようになった。

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