病院・官公庁で、非常用発電設備の見直し需要高まる

震災以後、改めて、その内容が問われているのが非常用発電機だ。システムの内容を再確認する動きが広がっている。そんな非常用発電機のリニューアルで注目したいのが機材のレンタル・サービス。どのようなサービスなのか利用者に話を聞いた。

今春、新日本建販の非常用発電機を導入した国立病院機構 災害医療センター

震災で非常用発電設備の見直しが必要になった

万一の停電に備える自前の発電設備。そうした非常用発電機の重要性は、先の東日本大震災でも再確認されたばかりだ。

D-パワーシステムズ 取締役 真野 幸男 氏

「やはり震災で、実際に非常用発電機を稼働させてみて、初めて分かることがありました。燃料が予想ほど持たなかったり、燃料の種別によって確保が難しかったり、施設に対して規模が過剰であったり。いろいろと気づきがありました。そのため、震災後に非常用発電機の見直しが進んでいます」とD-パワーシステムズの取締役の真野幸男氏は説明する。D-パワーシステムズは東京都小平市に本社を置き、全国の病院などの受変電設備の工事や保守を行う企業だ。新規の非常用発電機の設置や、古くなった発電機をリニューアルする工事を数多くこなしてきた。

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