2017年9月号
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未来都市の構想

20年後の未来を見据えた「ちがいをちからに変える街」づくり

長谷部 健(渋谷区長)

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LINEを活用した子育て支援、ICT教育の推進、クリエイティブシティへの挑戦・・・。常にトレンドの発信地として注目を集め、未来都市へと変化を続ける渋谷区。2015年より渋谷区長として未来へ向けた街づくりを進める長谷部健氏。“渋谷から世界を変える”べく、様々な改革に挑む。

長谷部 健(渋谷区長)

ダイバーシティとインクルージョン

オフィスや学校などが多く、昼間人口の多い渋谷区。街づくりを考えた場合には、住んでいる人だけでなく、働く人、学ぶ人、遊びに来る人といった様々なステークホルダーを取り込んでいく必要がある。

「いい街とはどんな街かをひとことでいうのは難しいですが、あえて言うなら、“シティプライドを持つ人がたくさん集まる街”でしょうか・・・」と、渋谷区長の長谷部氏は話す。ロンドン、パリ、ニューヨーク、渋谷区。成熟した国際都市であるとともに、シティプライドのある街づくりを目指す。

「ニューヨーカー、パリジェンヌ、ロンドンっ子、これらはその街を愛する人、シティプライドのある人たちの総称として自然発生的に生まれてきた言葉です。いつの日か渋谷区にもそうした言葉が生まれてくれば、本当の意味で国際都市として、多くの人の想いの集まる、いい街になるのではないかと思っています」(長谷部氏)。

長谷部氏が区長に就任し最初に取りかかったのが渋谷区基本構想の改定だ。

20年前に作られた旧基本構想の時代から、社会は大きく変化した。日本経済の低迷、格差社会の進行、急激な少子高齢化。一方でITやAIの進化で目に見えない革命が起きている。2020年に開催が決定した東京オリンピック・パラリンピックも20年前には予想されていなかった。

「変化した時代背景を踏まえた、新しい基本構想が必要です。2020年以降も見据えた新しいロードマップとして、誰もが共感できる渋谷らしいビジョンを持つべきだと考えました」(長谷部氏)。

現在、約22万人が暮らす渋谷区。住民の約1万人は外国人で、国籍はおよそ100ヶ国に及んでいる。区内でも地域によって全く雰囲気が違うのも特徴の一つ。昼間人口も多く、多種多様な要素が混ざり合っているのが渋谷区と言える。

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