『ほぼ日』に学ぶ 「地域メディア」のマネタイズ戦略
多くの地域が情報発信に課題を残す中で、「地域メディア」は、それを解決する手段として有力な手段となる。また、「地域メディア」は低コストでも始めやすく、参入しやすい業態でもある。数々の地域メディアを運営しているネイティブ・倉重宜弘代表が、マネタイズの可能性について語る。
私はこれまでに北海道、沖縄、瀬戸内などの地域メディアを手掛けてきました。『瀬戸内Finder』は2014年7月にFacebookページをオープンし、約2年で50万人のファンを獲得し、リーチ数も月間数百万人に及びます。
ただ、「お金を稼ぐ」という面では、まだ道半ばです。地域活性に携わる人が陥りがちな罠は、「良いことをしている」という思いに気を取られ、マネタイズの追求が甘くなりがちなこと。活性化のためには、地域にお金が回るようにしなければならず、地域メディアにも確固たる収益モデルの確立が求められます。ただそこが本当に難しく、我々も試行錯誤の毎日です。
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