リスク管理は建物から地盤へ~崩壊の本当のリスクは地中にあり~

利便性、周辺環境や価格、位置、向きなど目に見える情報だけで土地の良し悪しを判断していないか。地盤管理を起点としたリスクコントロールが、真に災害に強い街づくりを進める第一歩となる。

地盤の液状化対策や不同沈下対策には、本来、土地ごと、土質ごとに地域や街区の実情を踏まえ、かつ住民等の納得できる最善な地盤改良方法を地盤の専門家と相談しながら選択する必要があるが、地盤改良方法を求めるための本格的な地盤調査・試験は多額の費用が掛かるし,国家資格を有する地盤の専門家「例えば技術士(建設部門:土質及び基礎)」等への地盤調査および工法の検討の依頼もコスト面から非常にハードルが高くなっているのが実情である。

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