地域あげて盛り上がりのある訓練-兵庫県-

平成28年度兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練

●訓練概要

兵庫県では、淡路地域での多会場分散型訓練に加え、南海トラフ地震による津波浸水想定の全地域おける避難行動に重点をおいた住民参加型訓練等、より実践的な合同防災訓練を実施することにより、県民の防災意識の更なる高揚を図り、地域防災力の向上を図っている。

●実施日時

期日:平成28年11月13日(日)*「世界津波の日」(11月5日)関連事業として実施

○午前9時:地震発生(屋外スピーカー、防災無線などでお知らせ)

○午前9時03分頃:大津波警報発表

(訓練用緊急速報メール<エリアメール>でお知らせ)

●参加規模:計33,000人(230機関、約3,000人/住民避難者数約30,000人)

●参加機関・団体

兵庫県、神戸市、阪神南(尼崎市、西宮市、芦屋市)、東播磨(明石市、加古川市、高砂市、播磨町)、中播磨(姫路市)、西播磨(相生市、たつの市、赤穂市)、淡路(洲本市、淡路市、南あわじ市)、自衛隊、消防、警察、海上保安本部、医療関係機関、ライフライン関係機関、自主防災組織等

●訓練の想定

○想定:南海トラフ地震(M9クラス)

*津波浸水想定:阪神地区、淡路地区(2013年12月24日県公表):神戸地区、播磨地区(2014年2月19日県公表)

●訓練の特徴

(1)「世界津波の日」(11月5日)にちなんだ住民一斉避難訓練(住民一斉避難、緊急速報メール〈エリアメール〉の一斉送信)

(2)避難所、福祉避難所設置・運営訓練(女性、要援護者に配意した避難所、福祉避難所設置・運営)

(3)支援物資の搬送訓練(広域防災拠点間搬送、民間事業者等による各避難所への物資搬送)

(4)学生レポーターの運用による訓練の検証(兵庫県立大学、神戸学院大学、芦屋大学の学生による訓練レポート等)

出典/「平成28年度南海トラフ住民一斉避難訓練・合同防災訓練」(平成28年11月13日)実施報告書(平成28年度南海トラフ地震津波一斉避難・合同防災訓練実行委員会事務局)

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