高齢者ビジネスで成功する方法 中小企業は先行者利益を目指せ

超高齢社会の進展は、新たなビジネスを生み出せるチャンスにもなる。中小企業は、どのようにビジネスの着想を得て、事業を成長させればいいのか。高齢者向けビジネスならではの重要なポイントとして、「4つのN」がある。

少子高齢化の進展で、社会課題が増大・多様化し、新たなソーシャルニーズが生まれています。これらの市場は、潜在的な成長性は高いのですが、まだまだ「ニッチ」な分野です。

ニーズに気がついても、現状ではスケールメリットを発揮できる市場規模に乏しいことから、大企業には手のつけにくい分野です。中小企業が機動力を活かして進出するには、有望な市場と言えるでしょう。目の付けどころによっては、先に市場を押さえて、先行者利益を得られます。

中小企業が高齢者向けビジネスに取り組むうえで、押さえておきたいポイントが「4つのN(ニーズ、ノウハウ、ネットワーク、熱意)」です。

森岡 功(もりおか・いさお)日本政策金融公庫 総合研究所 主任研究員

実体験からニーズを汲み取る

私は、「高齢化」に対応する新ビジネスを起こした複数の中小企業にヒアリング調査を実施しました。その結果、多くのケースにおいて、身近に困っている親族・知人がいて、その課題を解決するために事業を始めた経営者が多いことがわかりました。

高齢者向けビジネスは、「既存市場とは異なる、特定の用途・目的に特化したビジネス」と言えます。新ビジネスを創出するには、これらピンポイントのニーズがどこにあるかを、実体験など具体的なところから引き寄せ、拾うことが重要となります。

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