サービス、付加価値重視に変わるエネルギー事業

北海道の未来を支えるエネルギー産業。既存の事業モデルの脱却を図る構想について
北海道ガス代表取締役社長、大槻博氏に話を聞いた。

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「これからはエネルギーをボーダレスで考え、環境性を含
めて総合評価で選ばれる時代だと感じている」

東日本大震災そして福島第一原発事故以降、エネルギーを取り巻く環境は大きく変化した。太陽光や風力といった環境負荷の少ない再生可能エネルギーが求められる一方で、エネルギーをより安全に安定して供給する、エネルギーセキュリティーに対する社会的要請がますます高まっている。そんな中、2012年12月の稼働へ向け、石狩湾新港地区に北海道初の本格的なLNG(液化天然ガス)の輸入基地となる石狩LNG基地を建設するなど、北海道における、長期にわたるエネルギーの安定供給を見据え積極果敢に動いているのが北海道ガスだ。

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