HASUNA表参道本店 エシカルでサステナブルな社会へ貢献

11年前に設立し「エシカル・ジュエリー」のパイオニアであるHASUNA。当時と変わりここ数年で急速に人々に理解が浸透し意識は変化。エシカルな購買行動が世界を変える原動力となる時代だ。

山﨑 頌子(HASUNA表参道本店 店長・ジュエリーアドバイザー)

HASUNA(ハスナ)は、白木夏子氏が2009年にたちあげたジュエリーブランド。ダイヤモンドや金といったジュエリーの「産地」が明確となっている材料でつくられていることが特徴である。

ジュエリー業界では、長年の慣習で、流通の過程で素材の原産国や産地が明確にされてこなかった歴史がある。ジュエリーを購入しても、通常はどこの国で採掘されたものかを消費者は意識することはない。また、流通も複雑で、途上国の劣悪な環境で、不当な低賃金労働のもとに採鉱されることも国連や国際NGOの調査で報告されている。

数百円の野菜は産地や農家でさえも明らかになっているのに、一生に一度のブライダルジュエリーを購入するにあたっては、産地や背景を気にかけることがない。そうした状況に疑問を持ち、正当な賃金や環境下でつくられたジュエリーの提供、すなわち「エシカル・ジュエリー」を目指して、日本で最も早く先進的に取り組んできた。 

「エシカル・ジュエリー」として人気の結婚指輪

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