2018年11月号
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MPDの本棚

都市銀行から市長へ転身 新刊『二代目が潰す会社、伸ばす会社』

月刊事業構想 編集部

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――本書は2018年6月に増刷されました。反響はいかがですか。

私は現在、浜田市長を務めていますが、5年前は法政大学大学院教授でした。専門は中小企業経営、経営者育成で、その時に書いたのが本書(初版第1刷)です。ここ数年、全国的に中小企業の事業承継が問題となっていることもあり、コンスタントに売れ続け、お陰様で完売しました。この度の増刷に際し、データの更新・修正を行い出版したものです。

――なぜ今、事業承継が問題なのでしょうか。

「事業承継」とは、企業の経営を次の経営者に引き継ぐことです。一般的にはオーナー系中小企業において息子・娘などに経営を引き継ぐ時に使われます。ところが今、「後継者がいない」などで事業承継が進まない中小企業が増えています。事業承継ができなければ企業の継続は難しく、雇用にも大きな影響を与えます。

――後継者の選び方について、どうお考えですか。

後継者の選択肢には、「親族(息子・娘など)」と「親族外(社員や社外人材)」があります。私は、中小企業の後継者は、株式譲渡や銀行保証といった問題に加え経営革新の観点からも、できれば息子・娘にすべきと考えています。重要なことは、いかにして「よい後継者」を育成するかです。

――よい後継者育成の秘訣は何でしょうか。

後継者には後継者なりの「役割」があると考えています。私の考える「後継者の役割」とは、①会社を潰さない、②社員の力を結集させる、③経営革新に取組む、の3つです。本書では、この役割を果たすために必要な知識や能力は何か、それを身につけるにはどうすればよいかなどについて、先行研究や事例を交えながら説明しています。多くの方から「事業承継の教科書だ」との評価をいただいています。

――どのような方に読んでいただきた いですか。

先ずは将来、中小企業の後継者になる可能性のある人。今後、何をすればよいかの指針になると思います。そして、育てる立場の現在の経営者。他に金融機関、商工団体、税理士など、中小企業に関わる多くの人に読んでいただきたいですね。本書が、事業承継の進展に貢献できれば嬉しく思います。

二代目が潰す会社、伸ばす会社

  1. 久保田章市(著)
  2. 日本経済新聞出版社
  3. 2013年7月刊行
  4. 本体850円+税

 

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