GIFは瞬間エンタメ 広告だけではない、短尺動画が広げる市場

クリック不要で自動ループする、わずか数秒のGIF動画。SNSでもよく見かけるようになり、日本でも、プロモーションの手段として活用され始めた。そうした中で、「瞬間エンタメ」としてのGIFに着目し、新たな文化を創出しようとしているのが、GIFMAGAZINEだ。

大野 謙介(GIFMAGAZINE 代表取締役社長 / CEO)

海外、特に米国では以前からコカ・コーラ、NIKE、スターバックスなど多くの企業がGIF動画を活用したプロモーションを展開しており、2016年10月にはGIF関連の米国ベンチャー、Giphyが約72億円を調達して話題を呼んだ。

近年、日本でも同様の動きが出ており、SNSなどを通じてGIF動画を目にする機会が増えている。その一翼を担っているのが、日本最大級のGIFプラットフォーム『GIFMAGAZINE(ジフマガジン)』を運営するベンチャー、GIFMAGAZINEだ。

『GIFMAGAZINE』には、多数のクリエイターがGIF動画を投稿している。それらのコンテンツを楽しむアクティブユーザーは150万人、総再生回数は月間1.6億回に及ぶ。

GIFMAGAZINE は、GIF動画を使ってプロモーションを行いたい企業とGIFのクリエイターをつなぎ、企画立案から動画制作までを支援する。2013年に同社を立ち上げたのが、代表取締役CEOの大野謙介氏だ。

日本最大級のGIFプラットフォーム『GIFMAGAZINE』には、数多くの作品が投稿されている

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