2018年7月号
購読申込み のあとに ログイン していただくと全文をご覧いただけます。

台頭する新メディア・ビジネス

VRのマネタイズが本格化 体験を購買につなげる新サービス

上路 健介(ジョリーグッド 代表取締役 CEO)

0
​ ​ ​

B2B領域でVR事業を展開するジョリーグッドは、地方のテレビ局が、VRコンテンツを制作・配信するためのシステムで成長。新サービスを続々と開発し、プロモーション用途だけでなく、購買から人材育成まで、VRの利用シーンを広げている。

上路 健介(ジョリーグッド 代表取締役 CEO)

まるでその場に行ったかのように、臨場感をもって観光を楽しめる。今、観光地の魅力を疑似体験できるVR(仮想現実)コンテンツが続々と生まれている。

サガテレビが『VR SAGA』、IBC岩手放送が『VR IWATE 360°』というアプリを提供するなど、地方のテレビ局がVRを制作・配信していることも多い。地方局などメディア企業向けにVRのビジネスを展開し、成長を遂げているのがジョリーグッドだ。

メディア向けVRで圧倒的シェア

上路健介CEOは、もともと地方のテレビ局で番組制作や新サービス開発を経験。2014年5月にジョリーグッドを立ち上げた。

ジョリーグッドが提供しているのは、VRコンテンツの制作から配信までを一貫して手掛けられるソリューション『GuruVR Media Pro』だ。360度映像に対応した専用機材やシステムのほか、撮影や編集のトレーニングもパッケージで提供している。

「当社のソリューションを使えば、短期間で簡単に高精度なVR事業を始められます。VRによる地域活性の市場は拡大していますが、地域の魅力をよく知るのは地元のメディア企業。当社が直接、コンテンツ制作を手がけるよりも、取材や撮影許可の申請もスムーズにできます」

現在、VR事業を展開しているテレビ局の約9割が、ジョリーグッドのシステムを利用しているという。

VR領域には、海外も含めて多くの企業が参入している。ヘッドマウントディスプレイを用いた大がかりなシステムも開発されているが、ジョリーグッドがビジネスを展開しているのは「一般生活者に近いところ」だ。

「テクノロジーは、それを必要とする人に使われて初めて価値があります。ジョリーグッドが手掛けるのは、スマホでも簡単に体験できるようなVRがメインであり、そのセグメントで事業を拡大してきました」

残り68%

0
​ ​ ​

バックナンバー

メルマガで記事を受け取る

メルマガ会員限定で、
ピックアップしたオンライン記事を
毎日お届けします。

以下でメルマガの登録ができます。

購読申し込みで全記事が読める

2018年4月号「SDGs×イノベーション」完売!

会員になって購読すれば、バックナンバー全記事が読めます。PC・スマートフォン・タブレットで読める電子ブックもご用意しています。

バックナンバー検索

注目のバックナンバーはこちら

最新情報をチェック。

会員になると 最新「事業構想」が読み放題。さらに

会員の特典をもっとみる