Twitter社 ジャック・ドーシーCEO 280字への大転換を語る
Twitterは2017年11月から、文字数制限を倍の280文字に変えた。日本語はこれまで通り140字制限とはいえ、決断の根拠になったのは日本でのTwitterの使われ方だった。

ジャック・ドーシー(Twitter共同創設者 CEO) REUTERS / Lucas Jackson
多国籍に展開しているSNSサービスでも、国によって受け入れられ方が異なることはよく知られている。日本で人気のSNSサービスといえば、Twitterだ。2017年11月に来日したTwitter社の共同創業者、CEOのジャック・ドーシー氏は、Twitterの字数制限を増やした最近のシステム変更と、同社の未来について話した。
140字から280字への大転換
Twitter社は2017年9月、サービス開始以来140字だったツイート文字数の上限を、280字に変更する試験運用を始めた。ただし、日本語、韓国語、中国語は、140字で維持した。
この設定の変更は、同社が実施した分析に基づいている。日本語のツイートでもっとも多い文字数は15字だったが、英語では34字だった。日本語のツイートで、140字制限に引っかかるものはわずか0.4%だったが、英語では9%になる。日本語では140字でもほぼ、言いたいことをつぶやけるが、英語では約1割のユーザーが、文字数のために表現を制限されていた。
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