2018年1月号
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人生100年時代の新市場

ソニーが「香り」デバイスで新市場開拓 購入者の半数は男性

藤田 修二(ソニー新規事業創出部OE事業室統括課長)

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ストレス対策への社会的関心が高まるなか、アロマや香りに関する商品・サービス市場が拡大している。ソニーは2016年にパーソナルアロマディフューザーを事業化。男性やビジネスパーソンなど、アロマに馴染みの少なかった新規ユーザー層を開拓している。

ソニーのパーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC(アロマスティック)」

2016年10月にソニーが発売したパーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC(アロマスティック)」の販売が好調だ。

アロマスティックの本体は手のひらサイズで携帯でき、上部に香りの入ったカートリッジを差し込み、ボタンを押している時間だけ香りが噴霧されるというシンプルな製品。1つのカートリッジには5種類の香りが入っており、ダイヤルを回すことで香りを瞬時に切り替えられる。

香りが周りに拡散しないため、気分に合わせて好きな時に、自宅はもちろん職場や移動中など好きな場所でアロマを楽しめる。従来のディフューザーと異なり、香りを持ち運び1人で楽しめるこの製品は、ビジネスパーソンを中心に好調な販売を続けている。

藤田修二 ソニー新規事業創出部OE事業室統括課長

ウォークマンのアナロジーで
香りを個人で楽しめる機器を開発

映像機器や音響機器のブランドイメージが強いソニーが、香りにフォーカスした製品を発売したことに多くの人が驚いたはずだ。しかし「根っこがエンタテイメントということは同じ」と話すのは、アロマスティックを発案したソニー新規事業創出部OE事業室統括課長の藤田修二氏。事業室名のOEとはOlfactory Entertainment、つまり嗅覚のエンタテインメントという意味だ。「視覚や聴覚だけでなく、嗅覚というインタフェースを使ったエンタテイメントを僕達は実現したい」

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