2017年10月号

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ソフトバンクみらい会議 中高生が描く未来を 情報技術で実現

月刊事業構想 編集部

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全国各地から総勢約75名の中・高生が参加

 

8月17日、18日、21日の3日間、ソフトバンク本社にて「毎日の生活がわくわくする、そんなちょっと未来な商品を思い描いてみませんか?」をテーマに、こども国連環境会議推進協会とソフトバンク株式会社の共催による「ソフトバンクみらい会議」が開かれた。

参加者は、日頃の生活で感じる課題や悩みから、より良い未来を想像し、情報テクノロジーを活用した商品を約半日間かけて企画。当日は、ソフトバンク社のロボットPepperによるオープニングスピーチや、VR、ARのデモンストレーションを紹介。専門知識を持たずとも、情報テクノロジーの可能性を実感し、未来に対する想像力を膨らませる仕掛けが盛り込まれていた。ワークショップは、4、5人1組で行われ、5つの情報テクノロジー〔AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、ロボット〕を駆使して、将来「あったらいいな」と思う商品の開発を行った。アイデアの中には、VRを活用し、コミュニケーションを疑似体験できるアプリケーションの開発や、新しいライフスタイルを提案するAIとARを組み合わせた暮らしにかかわるサービスなどが挙げられていた。

参加者同士の質疑応答では、「この商品が出回った時のリスクは何か」、「デバイス機器を購入できない人に対しての対策はあるか」といった意見も飛び交い、自分たちの身近な悩みや課題から、社会課題を考える機会となっていた。また、構想された企画に対して、ソフトバンクの社員が審査員となり、具体的に商品化するための実現性や価格の妥当性など実践的なフィードバックも行われていた。審査員にとっても、普段接することの少ない中高生からのリアルな声やアイデアは、日頃企画を考えるうえで参考になる貴重な場となった。

本ワークショップのコーディネータである、こども国連環境会議推進協会・事務局長の井澤友郭氏は、「未来に対するわくわくする多様なアイデアが出ていた。しかし、その反面ワークショップ中には、AIに対する漠然とした不安感も見受けられた。今後、もっとテクノロジーの開発が進むにつれて、私たちがITをいかに活用すべきかを少しでも体験できたのではないだろうか」と話す。

今回参加した中・高生は、スマートフォンの利用が世代の約8割となるデジタルネイティブ世代である。この様な実践的な経験が、消費者や生活者のニーズを形にする際の肥やしとなるに違いない。

参加者本人の悩みや実現したいものから出た、商品開発案を発表

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