2017年10月号
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感性創造経済の時代へ

IQ×EQ×SQ 〈知的感性〉こそ革新型リーダーの要件

林野 宏(クレディセゾン 代表取締役社長)

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日本初のサインレス決済や永久不滅ポイントの開発など、カードビジネス業界を驚かせる斬新なサービスを次々と展開してきたクレディセゾン。林野宏社長が語る、これからの時代を勝ち抜く企業に必要な要素とは……。

林野 宏(クレディセゾン 代表取締役社長)

サラリーマンから
ビジネスパーソンへ

「経済社会は常に進化しています。製造産業経済から情報知識経済へ、そしてすぐに、感性創造経済の時代がやってくると考えています」。そう語るのは、クレディセゾンの林野宏社長。

日本の経済成長を支えたのは製造産業経済だ。日本の教育は長い間、この経済を支えるために作り上げられてきたと言える。教科書に書いてあることを忠実に覚え、たった一つしかない答えを的確に求めることが重要とされてきた。

しかし、経済が情報知識経済へ移り、さらに感性創造経済へ進化していくいま、与えられた課題を解く力ではなく、自ら課題を見つけ、それを解決していく力が必要とされている。

「資本主義の本質はヨーゼフ・シュンペーターの説いた〈創造的破壊〉。企業の本質は〈競争〉だと、私は思っています。この2つの本質が車の両輪となってはじめて、社会の革新や発展、すなわち、イノベーションが起こるのです」(林野氏)。

21世紀は、技術力や価格競争力に加え、「知的感性の力」(林野氏)が重要なカギとなる。「時代や社会や人々の心の変化を察知して新たな価値を創造できる人が主役になる時代が来たと言えます」(林野氏)。

20世紀は、言うなれば『就社』の時代だった。会社に入り、会社が利益を上げ、上げた利益をなるべく公平に分配する。これからの時代は真の意味で『就職』となる。

「会社は企業に生まれ変わり、サラリーマンはビジネスパーソンに生まれ変わらねばなりません。組織が富を生み出すのではなく、個人やチームが富を創り出す。これができなければ、生き残ることはできません」(林野氏)。

会社に就社するのはナンセンス。今後は、組織に縛られることなく自分の未来を自分で創り出すフリーエージェント(就職)の時代がやってくる。

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