2017年10月号
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新規公開、IPOの構想

上場は「信頼とブランドづくり」 「一風堂」創業者の経営哲学

河原 成美(力の源ホールディングス代表取締役会長兼CEO 一風堂創業者)

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起業して約40年、事業を継続するために重要なことはトライアンドエラーを繰り返すこと。その原動力は好奇心と社会に対する興味と語る、力の源ホールディングスの河原成美会長。2017年3月にはマザーズ上場を成し遂げた河原会長に経営哲学を聞いた。

河原 成美(力の源ホールディングス代表取締役会長兼CEO、一風堂創業者)

目標を決めて動く

ラーメン専門店「一風堂」を中心とした外食事業を手がける力の源ホールディングス。出店数は207(2017年6月末現在)、そのうち69店はアジアや欧米など海外であり、日本の食文化を世界中に広めている。

右肩上がりの成長を続ける力の源ホールディングス。創業者の河原成美氏が事業をスタートさせたのは、27歳の時、わずか30万円の資金で博多駅前に開業した小さなレストランバー「AFTER THE RAIN」だった。

自分の店を持つからにはと、まず目標を決めた。日々のこととしては、「3年は休まない」ことと「売上0円の日を作らない」ということ。この二つを達成するために、年中無休で店を開け続けた。「正月、盆、台風、大雪など、客が来なさそうな日は片っ端から知っている人たちに電話をかけましたよ。『台風が来て盛り上がるから、店に来た方が良い』などと理由をつけて」と笑う。その努力もあり、目標は見事達成された。

中長期では、30歳で「天神に出る」、33歳で「新たな挑戦」、35歳で「天職に出会う」ということを目標とした。30歳の時に店を博多駅から天神に移した。そして1985年、33歳でラーメン店「一風堂」を開店。河原氏は、「一風堂を始める前からいろんな人に『自分は必ずラーメン屋を成功させる』と言いふらしてきました。成功させるためには人に言うことも重要です」と語る。

力の源ホールディングスはラーメン専門店「一風堂」を中心に外食事業を手がけ、17年6月現在、世界で207店を展開

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