神田明神 伝統を受け継ぎ、創造するプロジェクトが始動

東京都心の108の町々の総氏神として、人々の生活を見守り続ける神田明神。新たなことに挑戦して変化を遂げつつ、伝統を守っていくのが、その文化だ。2029年に迎える「創建1300年」に向けて、長期事業計画も始動している。

岸川雅範 神田神社(神田明神) 資料館・広報担当 権禰宜

神田祭 神幸祭の様子

新旧の祭礼文化が併存する
日本三大祭りの1つ、神田祭

神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内など108の町々の総氏神として、東京都心を守る神田明神(正式名称:神田神社)。江戸時代から続く、その「神田祭」は日本三大祭り、江戸三大祭りの1つに数えられる。

神田明神は2029年に創建1300年を迎えることから、今年5月に行われた神田祭は、そのための長期事業計画が始動する節目となった。

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