デッドスペースは創発の場 塗るだけでホワイトボードに変える
塗布すると、壁や柱、棚の側面など、あらゆるスペースがホワイトボードに変わる。アメリカ生まれの塗料『アイデアペイント』が、国内の企業や教育機関でも使われ始めている。自由にラフに「書ける」ことは、コミュニケーションやアイデアが生まれるきっかけになる。
今、アマゾンジャパンのようなグローバル企業や日本の大手企業、東大、京大、早稲田、慶応などの大学、医療機関や福祉施設など、多くの法人がこぞって導入している塗料がある。
アメリカ生まれのホワイトボード塗料『IdeaPaint(アイデアペイント)』だ。アメリカの大学生3人が開発し、2008年にリリースしたもので、壁面やテーブルに塗るだけで、そのスペースがホワイトボードになり、専用マーカーを使って自由に書いたり消したりすることができる。
塗料には、白以外に下地の色を活かしたクリア塗料もある。アメリカでは、NASA(米航空宇宙局)やGoogle、Appleなど、名だたる企業が導入している。
きっかけは自宅用、子供のため
この『アイデアペイント』の日本における正規代理店が、富山市に本社を置くベンチャー、アイデアプラスだ。同社代表の澤田真由美氏は、ちょっとしたきっかけでこのビジネスをスタートさせた。
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