事業開発とブランディングのプロが語る、「地方創生の問題点」

企業の新規事業開発やブランディングに精通し、地方創生プロジェクトにも関わる2DOGSの宇都宮賢二氏。現在の地方創生プロジェクトの問題点や、デザイン思考による活性化手法、ブランディングの勘所などを聞いた。

スペインのサンセバスチャン(上)やロンドンのブリクストンヴィレッジ(下)は、『仕組みのデザイン』によって観光振興や地域活性化を実現した例だ

地域に求められる『仕組みのデザイン』

「デザイン力」と「事業理解」の両輪により、企業の事業開発やブランディングで多数の実績を持つ2DOGS。代表取締役である宇都宮賢二氏は、格安航空会社ピーチ・アビエーションのブランディングや、ワコールの中国中間層向けブランドの開発などに携わってきた。近年は広島県尾道市の観光振興などの地方創生プロジェクトや静岡県の活性化に関する講演など数多く手掛けている。

「デザインとは、課題を解決し、新しい価値や仕組みを提案すること。企業だけでなく地方創生にもその手法が求められており、実際、国内外でデザインによる活性化事例が数多くあります」と宇都宮氏は話す。

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