『ボケて』仕掛け人が語る 「面白い」サービスのつくり方

500万DLを超える大ヒットアプリ『写真で一言ボケて(bokete)』をはじめ、ユニークなサービスを次々と生み出しているイセオサム氏。「遊ぶように働く」をモットーとするイセ氏が、サービス開発の工夫や方法論を語る。

――イセさんは今、4つの会社で役員を務めるなど、ユニークな働き方を実践し、コンセプトとして「遊ぶように働く」を掲げています。

イセ 「遊ぶように働く」なんて、許しがたいと思う人がいるかもしれません。でも、将来は、むしろ遊んでいないと仕事にならなくなると思います。

数十年後、AIは人間の能力を超えると言われています。そのとき、人間を人間たらしめる要素として、何が残るか。AIは遊ぶのが苦手です。人間に残された領域として、「遊び」が浮上してくるでしょう。

今後、便利を提供するサービスは、コンピュータや機械にどんどん置き換えられていきます。一方、「遊び」を提供するエンタメの重要性は高まっていく。将来、人間が考えるべきは、「どう遊ぶか」になるかもしれません。

イセオサム(オモロキ CSO、ローディー 取締役、狩猟社 取締役、PLAY 代表取締役)

この1~2年は「仕込みの時期」

――2012年にリリースしたアプリ『写真で一言ボケて(bokete)』は、500万DLを超え、大ヒットしています。

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