2016年11月号
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MPDの本棚

地域の持続性を高めるローカル鉄道 「一緒に稼ぐ」という組織力

田中 輝美(ローカルジャーナリスト)

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地域で観光者が苦労することの一つは、交通ではないだろうか。路線バス、ローカル鉄道、自転車などの二次交通の充実は、これからの地域観光の鍵であるだろう。今回は「ローカル鉄道」に注目したい。

鉄道は、地域の人々の通勤、通学、買い物などでの移動、外部から来た観光者の移動などを目的に利用されてきたが、車社会となるにつれて、鉄道利用者は減少。それに伴い、経営が苦しい路線が増え、撤退、廃線が続いた。その状況でも、イノベーションで復活するローカル鉄道が出てきた。実際に、2013年度、全国82のローカル鉄道で前年度と比べ、乗客数が増えたのは49と、約6割にのぼる。

ローカル鉄道という希望

--新しい地域再生、はじまる

  1. 田中輝美(著)
  2. 本体1,500円+税
  3. 河出新房新社

 

 

『ローカル鉄道という希望』の著者で、ローカルジャーナリストの田中輝美氏は「乗客数だけではなく、外から稼ぐインフラになっていることが特徴」と話す。「鉄道の経営がすべて黒字にならないとしても、地域の持続可能性を高めるという点でローカル鉄道は重要です。ローカル鉄道を復活させる経緯で、企業と地域の人々が『一緒に稼ぐ』という思いが出てくるからです」

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