2016年9月号
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経営ビジョン

「和」を追及したスパ「WASPA」まで ミス・パリの挑戦

下村 朱美(ミス・パリ 代表取締役)

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エステサロン「ミス・パリ」、「ダンディハウス」などを展開するミス・パリ・グループ。専門学校を持ち、技術力の高いエステティシャンの育成にも力を入れる。世界中の人々から必要とされる最高のエステを目指し、真の美を追求し続ける。

「和」をテーマとし、日本を五感で体感できるスパ「WASPA」。金沢の金箔や長岡の青竹、瀬戸内海の塩などを施術に使用している 

理論の分かるエステティックサロン

ミス・パリ・グループの代表で創業者でもある下村朱美氏が、大阪・難波に女性用エステティックサロンの第1号店をオープンしたのは1982年。25歳での挑戦だった。

当時、エステといえば「特別なクリームを塗れば肌が白くなる」といった、どこか夢のような世界だった。

自身もエステに通った経験のある下村氏は「エステティシャンもお客さまも、きれいになる理由が分からないのはおかしい。理論が分かるエステティックサロンを作りたいと思いました」と話す。

グループが提供する数あるサービスのなかでも、“エステティックをサイエンスにした”と言われるのが、『トリプルバーン痩身法』だ。セルライト、皮下脂肪、内臓脂肪を同時に効率良く燃焼させ、健康的にやせて、太りにくい身体を作るオリジナル技術。2004年に東京大学や国士舘大学による効果検証が行われ、医学的療法の可能性を持つ痩身法だと結論づけられた。

技術者もお客さまも「なぜこの化粧品を使い、この技術をするのかを理解し、信頼関係が築かれたなかで行われてこそ、エステティックの素晴らしい効果が出せると考えています」

若くして起業した下村氏にとって「お客さまが一番の話し相手で先輩だった」という。顧客の要望に応えていくうち、新たなサービスや店舗が増えていった。

“日本にいい男をつくる”ことをミッションに1986年に立ち上げた男性専用サロン「ダンディハウス」も、「主人を痩せさせたい」「息子のニキビを治してほしい」といった顧客からの声がきっかけだった。

「素晴らしいお客さまに恵まれたことが、何よりの幸せでした。お客さまのために新しいことを勉強し、いい技術を身に着けたいと、常に思ってきました」

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