2016年5月号
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女性活躍が新ビジネスを生む

急増する「ママ起業」 社会を変える一大ムーブメントに

宮本 直美(コッコト代表取締役)

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自分の持つスキルを活かして、子育て期に起業する、「ママ起業家」が全国で増えている。起業家が集まるイベントも大盛況だ。ママ起業は大きなムーブメントになり、社会を変えようとしている。

ママ起業家が多数出展する「ママフェス」。毎回1000人以上を集めるイベントだ

専業主婦の90%が抱える「働きたい」という希望

今、全国で「ママ起業」が大きなムーブメントになっている。自宅をベースにネイルサロンや英語教室などの習い事を行ったり、アクセサリーや幼児向けグッズを製造・販売したり、保育グループを立ち上げたりと、その領域はさまざまだ。

そんなママ起業家たちが一堂に会するイベントとして人気を集めているのが、「笑顔で働きたいママのフェスタ(以下、ママフェス)」。全国で年間10回程度のイベントを行い、集客は完全に口コミであるにも関わらず、毎回1000人以上の来場者を記録している。3月15日に埼玉県さいたま市で開催されたママフェスには、ママ起業家を中心に52者・団体がブースを出展。地元の主婦を中心に1750人が訪れた。

「当社のアンケートでは専業主婦の90%が、いつかは働きたいと答えています。産休や育休をとって会社で働き続けることは、仮に会社に制度があったとしても簡単ではなく、今も多くの女性が退社します。しかし、社会と何らかの方法で関わりたい、自分のスキルを活かして少しでも仕事をしたいという人が、起業を選ぶようになってきています」と、ママフェスを主催するコッコトの渡邉加奈子氏は話す。

宮本直美 コッコト代表取締役

登録ママ起業家は5年で22倍に

そもそもママフェスは東日本大震災の復興支援活動が始まりのきっかけだ。「被災地の女性からは、『働きたい』という声が予想以上に多く聞かれました。収入だけが目的ではなく、好きなことややりがいを仕事にする、起業の価値や方法を伝えるイベントが必要だと、2011年にママフェスをスタートしました」

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