「つくる」でなく「見つけ出す」 デザインは生活から生まれる

滋賀県のブランディング事業など、地域でも活躍するデザイナー、服部滋樹氏。「当たり前」を「当たり前」とせず、暮らしのあり方を問い直すデザインは、今の世の中で見失われた「何か」を見つけ出すことから始まる。

滋賀県のプロジェクトでは、真珠を生み出す母貝「イケチョウガイ」の貝殻に着目。貝殻から直接切り出し、「貝ボタン」を制作

「ブランドとは物語であり、文字どおり物を語ること。日本の各産地は、丁寧なモノづくりを続けてきたのだから、そこには背景があり、語れることがある。しかしこれまで、その背景を語ってこなかった。一方で広告系のミッションは、語ることばかりで、モノを丁寧につくることの価値を見過ごしていたりする」

そう語るのは、クリエイター集団・grafの代表でありデザイナー、服部滋樹氏だ。服部氏は空間やプロダクトをデザインするだけでなく、地域に滞在し、そこにある素材をブランディングする仕事も数多く手掛けてきた。

服部 滋樹(京都造形芸術大学 教授、graf代表、クリエイティブディレクター、デザイナー)

地域の「らしさ」を発見する

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