2015年9月号
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World Project Design

Facebook、「人工知能」に照準 ザッカーバーグの未来像

五味 明子 (ITジャーナリスト)

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適切なコンテンツを適切な人に表示するため、人口知能の研究に力を注ぐFacebook。今年、海外でリリースされた顔認識アプリには、同社が描くテクノロジーの未来像が示されている。

FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグはAIに多額の投資を行っている Photo by pestoverde

世界中から“超”がつく優秀なIT技術者たちを引き寄せるシリコンバレーにおいても、いわゆる「Gang of Four」と呼ばれる4つの企業-Apple、Amazon、Google、Facebookの存在感は圧倒的だ。クラウドやビッグデータ、モバイル、ソーシャル、IoTなど、ここ数年に渡るITトレンドのほとんどは、この4社が中心となって形成されてきた。そして「Gang of Four」が今、最も研究開発に注力している技術が、AI(Artificial Intelligence、人口知能)の分野だと言われている。

AIを身近で洗練されたものに

人工知能と聞くと、ひと昔前のSF映画や小説に登場したような、合成音声を備えた巨大な筐体を想像する向きも少なくないかもしれない(注:IBMが開発した、自ら考え、学習するコンピュータ「Watson」は、このモデルに近いかもしれない。ただしIBMは、Watsonに「人工知能」という言葉をあえて使っていない)。

だが2015年の人工知能は、そうした据置型のハードウェアを指すことは少なく、たとえばiPhoneに実装されている「Siri」であったり、ソーシャルネットワークに表示されるニュースフィードの最適化であったりなど、より身近で、それでいて洗練された技術へと日々進化している。本稿では、「Gang of Four」の中でも最も若い企業・Facebookの人工知能への取り組みを紹介したい。

Facebookの人工知能を研究するチームは「Facebook AI Research(FAIR)」と呼ばれ、人工知能に関するあらゆるトピックをカバーすることを目指し、研究が進められている。

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