2015年6月号
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クリエイターの発想術

「そこにある」素材が発想の源 現場から得るインスピレーション

穴井佑樹(ヤックルCTO / Co-Founder)

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学校に行かず、家に閉じこもってパソコンゲームに没頭していた田舎の高校生が、上京後、チームラボに入社し、プロダクトチームの立ち上げに携わる。独立後に制作したベンチ型の「空気を読むイルミネーション」は、アワードを受賞した。

「空気を読む」ベンチ型イルミネーション『ChAir』。座る人どうしの関係性によって、光量・色が変化。たとえば、近しい関係にあるカップルと判断した場合は徐々に光量を下げ、ムードを高める

高校時代はろくに学校に行かず、自宅でパソコンゲームに熱中する日々を送っていた。そのうち、自分でもゲームをつくり始めた。自作のゲームを公開すると、思いのほか、多くの反響がユーザーから届いた。「ドロップアウトしかけている」と自覚していた田舎の高校生にとって、ユーザーからの称賛の声は「存在を認められている」という安心感と、期待に応えたいというモチベーションにつながった。

当時を振り返り、「この経験がなかったら、今はないですね」と語るのが、デジタルプロダクトから空間設計まで、幅広い分野でユニークな作品を生み出しているクリエイター、ヤックル CTOの穴井佑樹氏だ。

穴井佑樹 ヤックルCTO / Co-Founder

その場にある素材を活かす

穴井氏は一念発起して上京、千葉の大学に通いながら、アートとテクノロジーを手掛けるクリエイティブ企業「チームラボ」でアルバイトを開始。卒業後は慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学し、在籍しながらチームラボに就職してプロダクト開発を担当した後、2013年に独立した。

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