2015年4月号
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EC・決済の新モデル

「EC×決済」で進む地殻変動 いまやイノベーションの主戦場に

谷口 賢吾(クリエナレッジ チーフアナリスト)

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現在、ECモール事業者が、決済サービスを強化する動きが世界的に進んでいる。また、多数のスタートアップが決済事業に参入し、さまざまなサービスが乱立。プレイヤー間の合従連衡も進む中で、今後、どのような変化が起きるのか。
text by Kengo Taniguchi

 

EC(電子商取引)プラットフォーム事業者にとっては、決済・金融機能を持つことは重要な意味を持っている。特に近年のCtoC、サービスEC、スマホ決済などは、従来とは異なる広がりを見せているため、決済・金融の重要性はさらに増したと言える。

EC・金融の一体提供が進行

実際、大手のECモール事業者は、各社とも決済ビジネスに取り組んでおり、ECと金融サービスの一体提供により顧客の囲い込みを図っている(図1)。

ECプラットフォーム事業者にとっての決済は、次の2つの意味で重要である。

●ユーザーへの利便性
●出品者(出店)者の利便性

出典:著者作成

ユーザーへの利便性は、EC黎明期から、いかにユーザー登録・決済手続きの手間を省くかが課題とされてきた。

しかし、より現代的な課題であると言えるのは、もう一方の出品(出店)者への利便性だ。

ECモール事業者としては、供給側の出品数・出店者を確保することも重要な課題となる。Amazonも出品者を増やすべく、マーケットプレイスを拡大させている。また、CtoC型のEC事業は、出品者がいてこそ成り立つビジネスであるため、いかに出品しやすくするかがカギとなる。

これまで出品者・出店者にとって、モール出店でなく自前でECショップを構築するには、物流に加えて、決済機能を実装することが高いハードルだった。ところが、これを簡易にするサービスが出現した。簡易Web決済サービスである(図2)。

出典:著者作成

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