魅力的なプレゼンを実現する「声」の使い方
日本人は、表現が下手だと言われる。しかし、表現とは技術であり、練習すれば必ず上達する。魅力的なプレゼンやスピーチにもつながる、「表現のテクニック」を紹介。
表現は技術です。スピーチやプレゼンも技術なので、やればやるだけ上達します。しかし、日本のビジネスマンは、そもそも表現する機会に乏しいのが現実です。
1年に1回しか人前でプレゼンしないのに「うまくいかない」と悩むことは、1年に1回しかバッターボックスに立ってないのに「ヒットが打てない」と悩むことと同じです。でも、一度ヒットを打つことを覚えたら、またバッターボックスに立ちたくなります。それを積み重ねていけばいいのです。
「声」の5つの要素で遊ぶ
それでは、どのように練習を続ければいいのでしょうか。実は、人は「内容」でなく「話し方」にまず反応します。スピーチや会議の報告、発表の場で、私たちはよく「素敵な『内容』」、「貧しい『方法』」という風景にぶつかります。
つまらない話し方は、「声」が単調で変化がありません。「声」には、5つの要素があります(下図参照)。この5つの要素がバラエティ豊かになると、あなたの話し方は変化に富んで、目が離せないものになります。
試しに、今までにない大声を出してみれば、そこでその人の中に、何かしらの気持ちが起こります。人は「出したことのない声を出すこと」=「表現」によって、「経験したことのない感情やイメージ」を持つことができます。感情のバリエーションが増えることで、表情は豊かになり、話が魅力的に伝わる可能性も高まるのです。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り73%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。