BtoBグロースハックの要点

今回のグロースハック特集では主にインターネットで完結するサービスを扱ってきたが、オフラインも連動したサービスのグロースハック事例も取り上げたい。ドリーム・アーツが提供する多店舗オペレーションを革新するクラウドサービスであるShopらんの事業責任者を務める石田健亮氏に話を聞いた。
Text by 梅木雄平(The Startup代表取締役)

ユニクロの導入モデル元に導入店舗数増も当初は苦戦

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石田健亮(いしだ・けんすけ)

「Shopらんは2003年にユニクロの社内システムをシステムインテグレーター(以下、SIer)としてカスタムメイドで作る仕事を請けたことが原型となっています。多店舗オペレーションを効率化する仕組みが欲しいということで、まずは現場を知らなければと渋谷スペン坂のユニクロで1週間アルバイトさせてもらいました。ここで得た現場感を元に、3ヶ月で本部と店舗の間のコミュニケーションの仕組みを作りました。当時は若かったので徹夜してひたすら作りました」。

実際に店舗に立ってみると、スタッフがPCに向かう余裕があまりないことに気づく。マニュアルがいらないほど単純化し、機能を削ぎ落すことが現場で使われるシステムに不可欠な要素だと石田氏は考えた。そうして作ったシステムは評判が良かった。大企業はユニクロと同じような課題を抱えているはずだと仮説を立てた石田氏は、チェーン店事業者、とりわけ大手SIerのターゲット外となる、中小規模チェーン店事業者にもこのコミュニケーションの仕組みを使ってほしいと考え、Shopらんを構想するに至った。しかし、そこからが大変だった。

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