東大女子エンジニアが有志で始めた商品開発のプロセスとは

7人の女性研究者によるエンジニアリングチーム「CHORDxxCODE」(コード・コード)。太陽光で光るLEDを組み込んだ指輪、エステサロンのダイエットシュミレーションなど、女性らしさと専門知識を活かして、商品開発や企業との共同プロジェクトを行う。

7人の女性研究者によるエンジニアリングチーム「CHORDxxCODE」

おしゃべりから着想

2009年12月。東京大学工学部2号館から、エンジニアリング集団が誕生。

名前は『CHORD× ×CODE』。学際情報学や工学などの博士課程に所属する7人の女性研究者がたまたま親しくなり、おしゃべりで意気投合したことからできた集団だ。今では、6人が博士号を取得して大学の准教授や専任講師、客員研究員などの仕事を持ちながらCHORD× ×CODEでつながり、女性的な感性(CHORD)と論理的思考(CODE)で日々の暮らしをおもしろくする「何か」を生み出している。

これまで手がけたものは、太陽光で光るLEDを組み込んだアクセサリーや、寒天やゼリーの上に小さく刻んだフルーツで文字や絵を描く装置など、ユニークなものが多い。およそ男性では思いつかないであろう代物ばかりだ。

橋田 朋子(はしだ・ともこ)氏
早稲田大学基幹理工学部表現工学科 専任講師
東京大学大学院情報学環 客員研究員

「自分たちが今欲しいもの、こうだったらいいなということを形にしているからだと思います。通常の研究はひとつの研究テーマを深堀りしていきますが、ここではあえて既存の流れに逆らって、自分たちがすごく欲しいもの、それが社会的にも求められているだろうと仮説を立てて、そこから逆算して研究することを目指しています」。メンバーのひとり、東京工科大学メディア学部講師の久保友香氏がそう言うと、早稲田大学基幹理工学部表現工学科専任講師を務める、メンバー代表の橋田朋子氏が答える。

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