ペットの家族化が後押し 拡大するペット保険

ペットを家族の一員として考える"コンパニオンアニマル化"が進み、同時に安定した飼育環境によるペットの高齢化、動物医療の高度化と高額化が進む中で、ペット保険の市場が右肩上がりで伸びている。

日本のペット保険加入率は3~4%。イギリスでは保険加入率が約20%に達しており、日本でもまだまだ市場として伸びる余地があると予想される

日本でのペットの飼育頭数が横ばいで、ペット市場全体が伸び悩む中、二桁成長を続けているのがペット保険だ。

ペット保険は、飼い主が毎月一定の保険料を支払う代わりに、ペットが病気になった時、保険会社が治療費の30~70%程度を補償するのが一般的で、人間の健康保険とほぼ同じ仕組みになっている。富士経済の調べでは、2012年の契約件数の伸び率が前年比119・3%、昨年は前年比118.2%と、右肩上がりで伸びている。なぜ、ここまで市場が拡大しているのか。富士経済の今津はなこ氏は、飼い主とペットの関係の変化を指摘する。

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