プレゼンの戦略を支える「3つのP」

プレゼンを成功させるためには、何が必要なのか。正しい視点で分析し、効果的な「戦略」を立てなければならない。

たとえば、あなたが事業立ち上げのプレゼンに成功したいと願うなら、行き当たりばったりではダメだ。周到にプレゼンの戦略を立てることだ。

戦略の1つ目は「聴き手分析」。聴き手が誰かを知らずして話し始めるのは、顔も見ずに結婚を申し込むようなものだ。「こんなはずでは...」と悔やむ前に、聴き手を分析しよう。

分析項目は5つ。「聴き手の属性」、「聴き手の数」、「聴き手の知識」、「聴き手のレベル」、「聴き手の課題」。

たとえば、年齢が高い聴き手の価値観は、一般に保守的であり現実的だ。あなたの新規事業が、あまりにも独創的すぎたり、現実離れしていたり、短期的に莫大な収益を期待するものであれば、聴き手の賛同を得ることは難しい。

逆に年齢が低い聴き手のそれは、革新的で挑戦的だ。提案内容が現実的すぎて夢がなかったり、ありきたりでワクワク感がなかったり、チャレンジングでなければ、聴き手の興味を惹きつけることは至難の業だ。

さらに、聴き手の数や知識、社会的レベルや課題によって、同じ話であっても、内容、切り口、説明順序、話のスピード、ビジュアル・ツールの選択も違ってくる。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り58%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。