宅配釜飯が切り開く新たな「食のカテゴリー」

成長を続ける宅配釜飯のマーケットで「釜寅」を展開し、シェア80%を握るライドオン・エクスプレス。同社の取組みは、日常的に食する料理とは言えない釜飯に、潜在的なニーズがあることを証明している。

昨年、外食・中食のマーケットで成長率トップとなった業態は、何と「宅配釜飯」である(富士経済調べ、12年の売上見込み)。宅配釜飯の市場で約80%のシェアを誇るのが「釜寅」だ。運営するのは、ライドオン・エクスプレス。同社は、宅配寿司の「銀のさら」も展開する。宅配釜飯の事業は、04年にスタートした。なぜ釜飯に注目したのか。営業企画部部長・須藤潔氏は、こう語る。「もともと銀のさらは、寿司をもっと身近なものにしたいという思いで始めました。同様の思いで他に提供できる日本の食文化はないかと、いろいろ試して行き着いたのが釜飯です」

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