アーティストと住民が足立区を「音」で彩る

音楽の力を使って住民の垣根を取り払い、人の縁を呼び覚まそうというプロジェクト。アーティスト、住民、学生が一体となって、足立区を舞台にパフォーマンスを繰り広げる。

112-01.jpg

小学校校庭に1分間に約1万個のシャボン玉を発生させる装置を50台設置し、シャボン玉の中で盆踊りを行った大巻伸嗣のプロジェクト「Memorial Rebirth 2012 千住本町」(撮影:buu otsuka)

「音まち千住の縁」は、2012年度の足立区制80周年記念事業をきっかけに、アートを用いて新たな繋がりを生み出そうと、足立区、東京都、東京文化発信プロジェクト室、東京藝術大学音楽学部、NPO法人やるネの主催で、11年9月から本格的に始動。初年度は4名の音楽家(足立智美・大友良英・大巻伸嗣・野村誠)、2年目にはさらに4名が加わって計8名の音楽家を核に、藝大の学生や一般市民を巻き込んで活動している。昨年10月には6週間のメイン会期を設け、毎週イベントを開催し、延べ1万人が参加。これで足立区の市民にも全体像が見えてきた。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り59%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。