音声クラウドソーシングで声優業界に風穴

1000名以上の声優を抱え、企業が希望する音声素材を提供する。原口代表は、独特の商習慣のある業界を変えようとしている。

「サイトのロゴは、デザインクルーさんにクラウドソーシングして制作しました」(原口代表)

クラウドワークスやランサーズなど、幅広い仕事を対象にサービスを提供する企業がある一方で、特定のジャンルに特化したベンチャー企業も誕生している。音声のクラウドソーシング・サービス「Voip!(ボイプ)」を手掛けるGrood(グルード)も、その一つである。

ボイプは、ソーシャルゲームのキャラボイスなど、さまざまなニーズに応じた音声コンテンツを企業に提供する。今年1月にスタートし、すでに登録する声優は1000名を超える。

声優の世界は年功序列、独特の商習慣を持つ

Grood代表取締役 原口悠哉

グルードの代表・原口悠哉氏は、音声のサービスが求められる背景をこう説明する。

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