サンフランシスコに見るコワーキングスペース12の特徴

スタートアップ企業が最大限業績を伸ばせるように、様々な工夫がなされるアメリカ型のコワーキングスペース。その特徴をいくつか掲げてみよう。

1 デスク一つから借りられる

一般的なオフィスとの違いは、部屋を借りるのではなく、スペースを借りるという点。多くの場合、机一つ&椅子一つから借りるケースが多く、またOpen Shared Deskと呼ばれる、空いている場所があれば好きに利用可能なプランもある。

2 入居してすぐに仕事が始められる

机と椅子以外に、電源、Fax, Printer, ネット, 会議室が完備されており、入居初日から仕事を始める事が出来る。既に入居している企業が使っている設備を自由に使う事が可能で、場所によっては外部出力用 のモニターも無料で利用可能のケースもある。スピードが命のスタートアップにとっては嬉しい。

3 借りるスペースは3種類のタイプ

1人で始めるプロジェクトもあれば、数人の企業が入居する場合もある為、多くの場所では3種類のスペースが用意されている。Open Shared Deskと呼ばれるプランは、自分のデスクを指定せずに好きな時に空いている机を見つけて、仕事をする。ソファの場合もあり、まるでカフェで仕事をしてい る気分になる。ラップトップを持ち歩く人には最適。それに対し、Designated Deskプランは自分の机がアサインされ、物を置く事も出来る。チームが複数人になった場合には、Private Officeに移動することで、個室のオフィスが使えるようになる。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り71%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。