高精度に進化する「O2O」マーケティング

スマートフォンの位置情報を活用した、リアルタイムのマーケティングが普及し始めている。それは、販促にとどまらず、さまざまな可能性を秘める。

アイリッジ社長 小田健太郎

スマートフォンの位置情報を利用して、「O2O」と呼ばれる新しいマーケティングが生み出されている。O2Oとはオンライン・ツー・オフラインの略で、ウェブを通して実店舗の集客増につなげるマーケティングのことだ。ユーザーが特定の店舗に近づいたら、クーポンやイベント情報をスマートフォンに配信し、来店を促すことができる。

早くからO2Oのサービスを提供してきたアイリッジ・小田健太郎社長は、こう語る。

「ガラケーからスマートフォンの時代になって、大きく変わったことがあります。それは、事業者がデバイスから位置情報を取得しやすくなったことと、プッシュ通知の機能が使いやすくなったことです」

プッシュ通知とは、スマートフォンの待ち受け画面に自動的に表示されるポップアップのことだ。従来のDMやメルマガと比べて、ユーザーの認識率は圧倒的に高い。

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