グリーンアジア国際戦略総合特区

2011年12月に福岡県、北九州市、福岡市はグリーンアジア国際戦略総合特区指定を受けた。2012年8月には久留米市の産業団地、大牟田のエコタウン、直方市、飯塚市、豊前市が追加認定され、福岡県の特区区域は19市町43区域(171.8km³)にまで広がった。

福岡県は東京と上海のちょうど中間地点にあたり、恵まれた地理的条件を活かし、古くからアジアとのゲートウエイとして、アジア諸国との緊密なネットワークを構築してきた。また、福岡県には、高度経済成長期の公害を克服した実績に基づく技術や人材の蓄積があり、世界でトップレベルの環境関連の産業や研究機能が充実している。また、今後成長が見込まれるパワー半導体、低燃費自動車、産業用ロボットなど、環境性能の高い製品の生産拠点も集積している。県は環境トップランナーとしての技術やノウハウ、ブランドの蓄積と、これまで培ってきたアジアとのネットワークを強みとして、環境を軸とした産業の国際競争力を強化していく。

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環境産業、実現目指す規模は5兆円

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