銀行を説得する「事業計画書」作成法

融資に慎重な銀行を動かすには、具体性のある数字で、将来の計画を示す必要がある。そして、経営者自身の言葉で計画の実現性を説かなければならない。

銀行が融資を行う際には、企業に対し、様々な書類の提出を求める。銀行は、それだけ融資には慎重に対応しているということだが、求められる企業側にとっては、面倒なことに違いない。

そこで、まず、なぜこれらの書類が必要なのかを整理しておきたい。

真意が伝わるように補足欄を活用

下記図のように、求められる書類は、過去を表すものと、未来を表すものに分けられる。つまり、企業経営において「過去の実績はどうだったのか」と、「これからどうするのか」という2点を、銀行は確認したいのだ。

そこで、まず注意をしたいのが、過去を表す書類だ。

過去を表す書類は、ありのままを提出したい。ウソや粉飾はご法度だ。

しかし、金融機関別取引推移表や借入金明細表などは、経営環境の変化によって、毎年、数字が大きく変わっていることもあるだろう。

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