ゾゾタウンを脅かすアマゾン流顧客サービス
ファッション事業へ力を入れるアマゾン。日本でも積極攻勢をかけ、ファッション通販業界の牙城に食い込む勢いを見せている。
米アマゾン・ドット・コムが次に呑み込もうと手を打っているのが、ファッションのネット通販市場だ。日本ではゾゾタウンを運営するスタートトゥデイの牙城となっていたが、この1年で事情は一変。アマゾンと並ぶ2強の楽天もファッションに本腰を入れ始め、「ゾゾ包囲網」が狭まってきた。
アマゾンは圧倒的な品数とリアル店舗以上の安さを強みとしている。しかし、買い手の好みが優先されるファッションの分野では、ゾゾの目利きが評価されてきた。有力ブランドを個別アプローチで口説き落として、ゾゾは世界のどこにもないセレクトショップを作り上げた。商品写真を撮り直し、サイズ情報を独自に提供するといった心配りで、「ファッション通販は成功しない」といわれ続けた業界常識を覆してみせた。
セレクトショップのゾゾに対し顧客サービスで真っ向勝負
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り75%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。