太陽光発電・蓄電池・EVで避難所に電源

ライフラインの中でも電気の確保は最重要。太陽光発電、蓄電池、電気自動車の活用による非常用電源設置を推進するべきだ。設置コストはかかるが、平時には太陽光発電の売電収入が入るので、相当部分を回収できる。

(イメージ写真)

災害時に必要なスマートフォン

東日本大震災の時一番役立ったものとしてスマホや携帯電話を挙げる人が多い。実際、大災害時には、自分の周りで何が起こっているのか分からないことが最大の不安。スマホや携帯電話は情報収集や家族と連絡を取るための生命線だ。

そのスマホや携帯電話を使うために必要なのが電気。もちろん、電気は照明や冷暖房にも重要だ。電気、ガス、水道というライフラインの中では、一番復旧が早いと言われるのが電気だが、大災害時には、部分的な復旧まで数日、完全復旧までには数週間かかることを覚悟しておかなければならない。

まずは、個人でやれる防災グッズとして充電器を準備しておく必要がある。一番馴染みがあるのがバッテリー式充電器。筆者もi-Padの充電用に常に持ち歩いている。しかし、この充電器も1日で空になる。そこで必要になるのが充電器の充電だが、停電の間はそれができない。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り85%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。