「自分だけのチーム」を誰もが持てる世界へ

毎日の仕事を通して、人々に笑顔をもたらすことを目指し、リアルなオフィスのオンライン化を目指すクラウドワークス。同社を立ち上げた吉田社長は、今後のマーケットの展望や実現すべき自社の将来像をどのように描いているのか。

2012年頃から日本国内で加熱してきたクラウドソーシング。そのムーブメントを牽引してきたのは、まぎれもなくクラウドワークスと言えるだろう。12年3月21日のスタートから約1年で、岐阜県や福島県南相馬市といった県庁やインターネット業界最大手・ヤフーとの提携、さらに伊藤忠テクノロジーベンチャーズとDGインキュベーションなどから3億円の資金調達を実行するなど、国内クラウドソーシング業界の先陣を切っている。

自身の体験から感じた新しい働き方の可能性

クラウドワークスを立ち上げた理由について、吉田浩一郎社長は、自身の過去の体験が大きいと語る。

「まずは、外注をもっと手軽で便利にしたいという思いがあります。以前ドリコムの執行役員を務めていて、社内で少し手が足りない時に、10万円、20万円ほどの低単価の外注を引き受けてくれるところがないという課題がありました。会社ではなく個人であれば、10万円ほどの案件でも気軽に受けてくれるのではないか。そんなサービスの必要性を感じました」

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