2021年4月号
購読申込み のあとに ログイン していただくと全文をご覧いただけます。

M&Aによる事業革新

ウェブで小規模事業の承継を仲介 オープンに後継者を探す

齋藤 隆太(ライトライト代表取締役社長)

0
​ ​ ​

国内では近年、年間5万近い中小企業が、後継者がいないために廃業している。クラウド継業プラットフォーム「relay」では、事業者の想いやその事業の魅力を伝えるオープンな情報提供を通じ、地域の小さな事業の後継者探しと事業承継を支援している。

齋藤 隆太(ライトライト 代表取締役社長)

宮崎市に本社を置くライトライトは、クラウド継業プラットフォーム「relay(リレイ)」を運営している。リレイでは事業を引き継ぎたい事業主の記事を作成・掲載し、それを見て関心を持った継業候補者とのマッチングを行っている。

リレイのトップページと、後継者募集記事。募集記事では、商品・サービス・店舗などの詳細や、現在の経営者の思い、譲渡希望金額も記載されている。財務・営業情報は有料で別途提供

クラウド継業プラットフォーム
「relay」を2020年に始動

「国内では年間5万近い中小企業が、後継者がいないために廃業しています。その半数近くは、黒字経営と言われています。それらの企業の情報が廃業前にもっとオープンになれば、より多くの企業で後継者が見つかり、継業できるはずです」。 

ライトライト代表取締役社長の齋藤隆太氏はこう指摘する。齋藤氏はライトライト創業前の2012年には、地域を盛り上げるプロジェクトを集めたクラウドファンディングサイト「FAAVO(ファーボ)」を立ち上げている。

「FAAVOでは、都市部の地方出身者と地方をクラウドファンディングでつなぐことを志向していました。その先には段階的に、仕事や移住・定住という選択肢があります。そこで、次のステップとなる新たなサービス群を作りたいと考え、リレイを始めました。後継者不足が深刻な地方に、都市部からUIターンさせて経営者にする未来を作ることが、その目的です」。

フランチャイズのモデルで全国展開していたFAAVOの事業は2018年に他社へ譲渡し、2020年にライトライトを設立、リレイを開始した。リレイのスローガンは「事業承継をオープンに。」というもので、サービスの主な特長は①「誰」の継業かがわかる、②地域に根ざしたネットワーク、③売り手側の手数料がゼロ、という点だ。

残り68%

0
​ ​ ​

バックナンバー

メルマガで記事を受け取る

メルマガ会員限定で、
ピックアップしたオンライン記事を
毎日お届けします。

以下でメルマガの登録ができます。

購読申し込みで全記事が読める

初月無料キャンペーン実施中

バックナンバー検索

注目のバックナンバーはこちら

最新情報をチェック。

会員になると 最新「事業構想」が読み放題。今なら

初月無料キャンペーン実施中