2019年12月号
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若者の構想が生む新たな未来

若者のアイデアを常設展示 2030年のコミュニケーションとは

月刊事業構想 編集部

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東京・お台場の科学未来館では「2030年のコミュニケーション」をテーマに10代と20代の若者が制作した作品が展示されている。新しい形の常設展示「ビジョナリーキャンプ」が10月から1年間の予定で始まった。

3月に日本科学未来館で催されたアイデアワークショップ「未来館ビジョナリーキャンプ 」の参加者。12チーム・37名が参加者や専門家と意見を交換し、構想を練った

新たな形の常設展示
「ビジョナリーキャンプ」

日本科学未来館は10月4日、新しい形の常設展示「ビジョナリーキャンプ」(ブルームバーグL.P.協賛)をスタートさせた。展示では、今年3月に開催されたアイデアワークショップ「未来館ビジョナリーキャンプ」で優秀賞に選ばれた3チームの作品を紹介している。

3チームは「チーム家族」、「チーム葛藤」、「チームパー」という名前で、15~25歳の計9人から成る。今年4月から9月までの間、メンターを務める研究者やクリエイターと共に作品を制作した。「2030年のコミュニケーション」をテーマに理想の未来像を思い描き、それを実現するための考え方やツールをプロトタイプとして作った。

科学技術が急速に発展し、それらをより賢く使っていくことが必要となる中、自ら考え抜いた理想の未来像を描き、それを的確に伝え、人を巻き込みながら目標達成へと行動できる人材「ビジョナリー」が求められている。今回の企画は未来を担う人材を発掘し、ビジョナリーとしてスタートラインに立つことを支援するものだ。

展示は4つのエリアから成る。第1の「Step1 2030年をさぐる」では、現在、身の回りで起きている出来事としてSNS依存や少子高齢化などのテーマがパネルで紹介される。それらのテーマを理解したうえで、2030年の未来を想像する場となっている。

第2の「Step2 コミュニケーションをさぐる」では、何気ない会話から手紙、電話、メール、SNS、YouTubeといった様々なコミュニケーションツールを振り返り、新たなコミュニケーションメディアが何をもたらしたのかを考える。

第3の「Step3 ビジョンをさぐる」では、未来館ビジョナリーキャンプで優秀賞に選ばれた3 チームの作品が展示されている。

第4の「エピローグ ビジョナリーキャンプをあとにする前に…」では、キャンプに参加した37人のビジョナリーが提案した多様なビジョンを紹介。展示を見た人たちに、様々なビジョンとどう関わっていきたいかを意思表明する「宣言テープ」を身につけてもらう。

自分自身の家族のあり方を
考える~チーム家族

「チーム家族」のメンバーは柏木梨佐さん(大学1年)、北村尚さん(大学2年)、中林彩乃さん(高校3年)の3人で、そのビジョンは「物理的距離を越えて家族のきずなを保つ」だ。2030年には「家族」がさらに多様化し、離れて暮らす家族が増える一方、個人の孤独や辛さを乗り越えるために必要なのは、やはり家族の温かいつながりだと考えた。

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